キャリアオイルの特徴
アロマを入れてトリートメントで使用するキャリアオイルの種類と特徴をご紹介します。
ホホバオイル
原料となるホホバの木は、砂漠地帯の過酷な気象条件で育ち、2年以上も水なしで生きると言われその強さは、砂漠化を食い止めるために植樹される程です。
そのため水分の蒸発を防ぐ保湿力、細菌に対する抵抗力、酸化しにくい安定性があります。
その秘密は、ホホバオイルが樹脂(ワックス)というところにあります。人間の皮脂にもホホバオイルの成分(ワックスエステル)が30%ほど含まれています。
刺激が少なく、高い浸透力で肌になじみ赤ちゃんからお年寄りまでどんな肌タイプにも優しいオイルといえます。
敏感肌の方にも安心でフェイシャルマッサージにも使えます。
高い保湿力でうるおいをしっかり保持し
お肌からの水分の蒸発を防いでくれます。
肌を守るバリア効果や毛穴をスッキリ掃除させる効果も期待できます。
28日周期で生まれ変わる肌のターンオーバーを正常に保ち、乾燥を予防し、皮脂の過剰分泌を抑え皮脂のバランスを調整します。
セサミオイル
栄養素たっぷりのオイルで、日本人がよく使う料理用のごま油はあらかじめ炒って香りを引き出したもので、ごまの実をそのまま絞れば成分は変わらず色も薄く、香りも薄い、マッサージに最適なオイルになります。
マッサージ用オイルはごまを焙煎せずに生のまま搾油したものです。
酸化しにくく長期保存にも向いています。
ビタミン、ミネラル、必須周防さん、必須アミノ酸など栄養素がたっぷり含まれています。
オレイン酸とリノール酸のバランスが良く、保湿力に優れ伸びも良く古くからマッサージ用に使われてきました。
セサミオイルに含まれるセラミン、セサモール等の微量成分も注目されており、美容やマッサージオイルに最適です。
紫外線吸収効果もあり、荒れた肌をいたわる効果も期待できます。
スリミング効果やデトックス効果もありダイエットに期待できます。
年齢からくる皮膚の変化に対応するアンチエイジング効果もあるためスキンケアに向いています。
肌にハリとうるおいを与え、トラブルに負けない健康的な肌へ導きます。
マカダミアナッツ
マカダミアナッツオイルは人間の皮脂に近く肌に馴染みやすいのが特徴です。
高純度で精製されたオイルです。
非常に保湿に優れビタミンEを含んでおりマッサージ以外にも、
ヘアケア、スキンケア、フェイスにも効果的です。
軽い感触で肌への刺激も少なく浸透性が非常に高く、加齢とともに減少するパルトレインさんを20%前後豊富に含んでいるため、
高い保湿力があります。
内部へと浸透する性質が高く、ヴィークル効果といわれる一緒に使う化粧品の浸透を助ける効果もあり、その浸透性の高さから
「ヴァニシングオイル」 消えるオイルとも称されています。
妊娠線予防や、赤ちゃんのおむつかぶれ防止にも役立ちます。
スイートアーモンド
歴史は古く、トリートメントオイルとして使われるだけでなく、食用や癌の治療薬として用いられてきました。
ビタミンEが含まれており、肌を柔らかくする作用があります。
保湿作用、抗炎症作用も期待できます。
やや粘性があり、ゆっくりと浸透し作用は穏やかなので、
敏感肌や乳幼児にも安心して使えるオイルです。
手作り化粧品材料としても人気です。
やや酸化しやすいため、開封後は製造子で保存して早めに使い切りましょう。
安全性の高いオイルですが、ごくまれにアレルギーが出る方もいます。
グレープシードオイル
乾燥させたブドウの種子を圧搾して精製したキャリアオイルです。
ワイン作りの際にたくさん出回るので副産物として重宝されています。
オイルの色は、ほのかに黄金色でにおいはほぼ無臭。
マッサージオイルとして滑りがよく、なめらかに肌に浸透するため、セラピストに好まれるオイルです。
浸透性が高く、べたつかず、マッサージサロンで夏場によく使われます。
さっぱりした感触で肌への刺激アレルギー性が非常に少ないキャリアオイルです。ビタミンE、ポリフェノールを豊富に含んでおり、オイリー肌や混合肌のスキンケアにも適しています。
ローズヒップオイル
必須脂肪酸であるリノール酸などを豊富に含み、肌にハリと潤いを与えて、
しわの予防、シミや老化肌の改善、美白効果など、アンチエイジングの美容オイルとして人気の高いオイルです。
癒傷作用、抗炎症作用があるため、ニキビや傷ついた肌の改善なども期待できます。
やや粘度が高く、肌触りもドロっとしており、独特の香りがあるオイルですので他の酸化しにくいオイルとブレンドして使うのが良いでしょう。
当店では、高級マッサージ用ホホバオイルやグレープシードオイル、アーモンドオイルなど数種類ご用意しております。
ブレンドしたり、季節やお客様の要望に合わせ、お作りしております。
敏感肌の方もお気軽に相談くださいませ。